Impression "Legal"rise

°˖✧R3予備試験・R4司法試験合格✧˖° 《コストを最小限に抑えて司法試験・予備試験合格》を実現させるブログ

短答対策大全 ③番外編 一般教養対策 勉強なしで得点を上げられる

 

今回は、一般教養科目対策について書きます。

 

「一般教養で合否は決まらないのだから一般教養は勉強する必要がない」と仰る先生も多く、後述の通り私もその意見について仰る通りだとは思うのですが、もっとも合否が決まらないというのは言い過ぎです。一般教養科目配点が60点もありますし、法律科目のみで160点を取るのは(短答が得意な人でない限り)かなり大変だと思います。

実際私が予備試験に最終合格した年も、法律科目の合計点は150点台でした。初めて短答合格した年でも、140点台でした。

毎年、一般教養科目がもう少し良ければ短答突破できたのに!という人も多くいると思います。

 

そのため、

一般教養科目にどう向き合うべきか

について書こうと思います。

 

一般教養対策として何が必要か

個人的には、模試による時間配分対策が必要だと考えます。

一方で一般教養の勉強を別途やる必要はないかなと思います。やるとしても、英語に定期的に触れておいて英文を読むことに抵抗を感じないようにしておく程度でいいと思います。

一般教養は範囲が膨大なうえ、難易度も高いです。

英語も、結構難しいので本格的に対策するのは得策ではないでしょう。

 

重要なのは

現場思考問題を見落とさないこと

解ける可能性のある問題を全部解き切り、その中で正答可能性のある問題20個を選ぶこと

です。

 

そのため、模試で以下の点についての対策をしておくので十分ですし、それ以外は法律科目の知識の強化に徹するのが良いと思います。



一般教養 問題の選び方

私の場合は、まず、現場思考問題・国語のような問題と英語はマークすると決めていました。(もっとも英語の正答率はよくて4/6、悪いと半分を切ることもあります。英語を必ず選択するのは得策ではなかったのかもしれません。もし英語が苦手と感じている方であればマークしない方が良いと思います。)

現場思考問題は、論理学の問題を言います。

しないものでないもの、などの頭がこんがらがるような文章が並んでいる問題が典型的です。

これらの問題は、試験時間残り30分前までに解いておくことを強くお勧めします。

落ち着いて解けば解ける一方で、落ち着いて解かないと分からなくなるので。

 

その次が、国語のような問題です。

1ページ分くらいの長文が載っている問題は国語問題の可能性が高いです。

これもサービス問題の可能性が高いです。しっかり解きましょう。

 

これで、

英語3~4問、現場思考1問、国語1~2問 計5~7問を確保できます。上手くいけば20点前後をここでキープできます



次に、「〇〇でないものを選べ。」タイプの問題を解きましょう。間違いを発見できればそれで正解なので、少ない知識でも正答できる可能性が高いです。



その後は、数学・理科問題と、地理の問題を優先していました。

この辺は、常識と消去法で解ける問題を見つけやすいです。



日本史世界史、経済は、相当の自信がない人以外は選ばないのが得策です。

例外として

大学受験から時があまり経っておらず

センター試験レベルを超えたレベルの知識があり(私立大学専願だった、など)

もともとその科目が好きで今も知識を維持できるという事情がある(例えば日本史好きで歴史の本をよく読むなど)

人であればやってみても良いと思います。

ちなみに私は、旧(?)センター試験世界史MAX98点でしたが、予備試験を受けるころには知識はほぼ抜けていて、予備の世界史の問題は全く解けなかったです。(世界史は割と好きだったので少しショックでした笑)

 

以上です。

これだけでも、一般教養の点数が安定しやすくなるかと思います。

皆様のご健闘をお祈りしております。

 

 

【Amazon Audible】今なら3か月無料

【Kindle Unlimited】200万冊が読み放題 今なら30日間無料

当メディアはAmazonその他複数企業よりアフィリエイトによる適格販売により収入を得ています。