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短答式試験対策大全 ①初級編 問題集の選び方・択一六法の使い方・模試は必要か

 

先日予備試験の短答式試験成績表が送付されました。

不合格だった人は改めて短答についても勉強法を見直す必要を感じている人もいるかと思います。

そのため、短答の勉強法について、ブログを書いてみました。

 

また、これから勉強を始める人にとっても有意義なものとなればと思います。

 

 

短答過去問はどこで買うべき

パーフェクトは正答率が記載されていること、解説が丁寧かつ長すぎるわけでないのが良いと思います。

 

なお、私は早稲田経営出版の本を使っていました。解説が長いとしんどいなと思ったからです笑笑。

やや解説が物足りない部分があること、正答率の記載がパーフェクトほど詳細でない点はデメリットですが、

解説が短く問題を解いてすぐ次!と進められるのがよかったです。

また、重要度を4段階で分けており★で示してあるので、どの程度の難易度の問題だったのかが一目でわかる点も気に入っていました。

 



最新年度を買い足す場合はどこで買えばよい?

私はLEC出版の単年度版を使用していました。

 

どの本でも問題ないのですが、予備試験受験生の場合

憲民刑で県民系で司法試験の問題も収録されている

正答率が載っている

予備試験の第何問/司法試験の第何問で出題されたのか分かりやすい

司法試験用でなく予備試験用(7科目入っている)

点を確認した方がいいと思います。

 

LECのものはこの要件はすべて満たしていました。




初めて~2周目

人にもよりますが、私の場合は入門講座が最重要論点等に特化したタイプのものだった上に入門講座の内容も十分に頭に入っておらず、1周目は知らないことだらけでした。

そのため、私は択一式六法に載っている出題された事項をマークする、という作業をしました。

 

作業なのでこんなのは意味がない、と感じる人がいるかもしれません。

もっとも、司法試験は範囲が膨大なので、途中で疑問に思ったり確認したいと思ったときにその事項がどの本のどこに書いてあったか分からなくなることがあります。

そのため、一元化教材を作っておくほうが良いと私は思っています。

 

そして、3周目と並行して、択一六法のマークした部分を復習していました。

択一六法自体は通読に適さないものですが、マーカー部分だけを拾い読みしていくことは一定の意味があると思います。私はこのやり方を1回目受験時から司法試験受験時まで続けました。



最初から全部の問題を見るべきか

 

私は1回目の予備試験受験時は、正答率の高い問題(正答率60%以上)を先に解きました。

私は1回目では短答突破はできませんでしたが(総合152点/合格ライン162点)、正答率60%の問題ですら6~7割しか出来ていなかったので、正答率60%以上の問題のみ解いていても合格可能性は十分にあるかと思います。

時間がない人でなんとか短答滑り込みたい…という人は

★3つの問題+直近3年の過去問+直近の過去問の傾向から出そうなもの

を対策のが得策だと思います。

もっとも確実に合格するためには正答率60%以下の問題も当然解いた方が良いです。

また、行政法は、条文が少ない分行政事件訴訟法・行政手続法の未出の条文や正答率の低い条文等が出題される可能性が高いので、注意してください。

 

逆に商法は、条文数が多く難しい問題も一定数あります。そもそも正答率が高い問題でも必要な知識量は多く大変なので、基本をしっかり固め、解ける問題をしっかり押さえることが必要です。

 

1年目では短答だけでも通過する価値あり!

 

初めての受験で、最終合格は無理、という人でも、なんとか短答合格を目指しましょう。

なぜなら、

・前の年に受かったから今年も短答は絶対通らないと、という良いプレッシャーになる(合格経験がないと「今年もだめかもなぁ」という気持ちになってしまいがち)

・論文で司法試験委員会による採点を受けられる

からです。

 

今年不合格だった人 今から始める短答対策

 

また、今年短答不合格だった人は、とりあえずもう一度、正答率60%以上の問題を解いて、どの程度出来ているのか、冷静に確認してみましょう。

今の時期だからこそ、短答をやってみると良いのではと思います。

よく「短答は直前に詰めた方がよい」「今は論文の勉強をやらないと受からない」などと仰る方がいます。

もっとも、特に一般教養科目では30点程度、あるいはそれ以上取れているのに不合格だった人(基本7科目の合計点が130点台以下だった人)は、おそらく知識が十分についていません。

 

そのことを確認しつつ、少しずつでも基本知識を増やしていきましょう。

また、この段階であれば論文の勉強を進めることでも点数が上がったり、短答の問題の見え方が変わったりします。

そのため、論文の基本知識を強化することもこの時期は重要だと思います。

 

電子版を利用した勉強法

 

私は最初に紙の書籍を買ってしまったのですが、択一六法を電子版で利用することは非常に勉強しやすいと考えます。

なぜなら、電子版には検索機能があるからです。

短答で出題された問題のうち、判例百選に掲載されていない判例知識の問題は、どこに載っているか探し出すのに時間がかかることがあります。

電子版であれば、検索マークを推して、問題文を入力することで、簡単に該当箇所を発見できます。

かなりの時短になると思います。

それ以外にも、電子書籍は読み上げ機能やマーカー色分け機能などがあるので、勉強に非常に役立つと思います。1度覚えられたものと覚えていないものを色分けする、などすると良いですね。

 

ちなみに、私は電子書籍kindleiPhone内蔵のbookアプリ、T巳の書籍用アプリしか使っていないですが、その中ではダントツでkindleが一番、マーカー機能などを使いやすいと感じます。





Kindle Unlimited URL

https://amzn.to/39HnHei 

 



模試は必要?

必要だと思います。

特に、1度解いて時間が足りない人は、2度受けた方がいいと思います。

短答式試験は、実は1問2分以内で解かないといけない、時間的にタイトな試験です。

短答で時間が足りなくなったことがない人も一定数いますが、足りない人はスピード感をしっかり身につける必要があります。

その際、既に演習済みの過去問ではなく、所見の問題1回分を解いて、時間配分をやってみる必要があります。

 

ここで気を付けてほしいのが、

最新年度の過去問を直前に解くのはやめておいた方がいい

ということです。

これは私がよくやっていたことなのですが、直前年度の問題はしっかり分析して傾向を掴む必要があるからです。また、短答の場合、連続で同じ…とまでは言わなくとも関連の強い知識が問われる可能性は十分にあるからです。

 

できれば模試がおすすめです。

LECは2回分の模試を受験できたと思います。

 

 

長くなって申し訳ないですが、まだ続きを書きます笑。

今度は上級者編です。

お読みいただきありがとうございました。

 

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